休日しかも歯医者の休診日に歯が痛くなったらお困りになることでしょう。
そんな時の対処方法や準備を院長が徹底アドバイスします。
歯の痛みの種類と歯の状態は?
歯の痛みには、虫歯などが原因で起こるものと、そうでない原因のものとあります。
冷たいものがしみる
小さい虫歯ができている可能性があります。
また歯周病(歯槽膿漏)などが原因で歯茎が下がると、歯の根っこの部分が露出することで冷たいものがしみる場合があります。
熱いものがしみる・甘いものがしみる
大きい虫歯になっている可能性があります。できるだけ早く診察を受けてください。
歯がずきずきと激しく痛む
歯の神経が炎症を起こしている可能性があります。
歯周病(歯槽膿漏)か歯茎の炎症かもしれません。
物を噛んだ時に痛む
虫歯が原因で、歯の根っこの周辺に炎症が起こっている可能性があります。
歯周病(歯槽膿漏)か歯茎の炎症かもしれません。
歯茎がはれている
歯の根っこの先の病巣が化膿して、歯茎がはれることがります。
歯周病(歯槽膿漏)の場合も歯茎がはれますし、歯茎の炎症が急性化している場合もはれることがあります。
顔がはれている
歯の根っこの先の病巣が原因で顔がはれることがあります。
歯茎の炎症が急性化している場合もはれることがあります。
発熱をともなう場合もあります。
応急処置方法について
痛みの原因について必要な応急処置は違います。上記を参考に、何が原因かを考えて応急処置を行ってください。
虫歯が原因と思われる時
まずは痛みをとるための応急処置をしましょう。虫歯の穴をきれいに洗いましょう。食べかすなどはつまようじなどで除去し、うがい薬やぬるま湯で洗ってください。
急な歯痛に効く薬
薬局で市販されている虫歯の痛み用の薬があります。
代表的なのは「今治水」と「正露丸」です。ご存知でしょうか。
今治水(こんじすい)について
液体状の歯痛薬として薬局などで市販されています。
虫歯を和らげる効果があり、虫歯に直接塗るタイプの薬です。
明治31年から販売されている、ロングセラーの薬です。
※「今治水」のサイトはこちらから
※薬の使用方法については、薬剤師さんの指示を守ってください。
正露丸(せいろがん)について
ラッパのマークでおなじみの大幸薬品の薬です。
虫歯の穴に直接詰めて使うタイプの薬です。
「正露丸」と「正露丸糖衣」がありますが、むし歯痛の効能があるのは前者のみです。
※「正露丸」のサイトはこちらから
※薬の使用方法については、薬剤師さんの指示を守ってください。
歯周病が原因だと思われる時
虫歯がなく、歯茎のはれや出血などがある場合は、歯周病(歯槽膿漏)を疑ってください。
その場合は、歯ブラシやデンタルフロスなどでそっと汚れを除去し、よくうがいをしてください。
かたい食べ物などを噛むと痛みが悪化することがありますので、できるだけ安静にしてください
親知らずが原因と思われる時
親知らずの周りの歯茎が炎症を起こし、痛みをおぼえることがあります。これは親知らずの周りの歯茎と歯の間に、汚れがつまりやすいため、炎症が起きやすいのです。
親知らずの場合は、抜歯をすることをすすめられることが多いと思います
歯茎や頬がはれている時
疲れがたまってたり、身体の調子が悪い時に歯茎がはれることがあります。そういう時は無理せず安静にしてよく休むようにしてください。無理をすると悪化する可能性があります。
※応急処置はしても、なるべく早く歯医者を受診するようにしてください。
歯が抜けた・抜けそう・折れた!
歯が抜けた場合
歯が抜けてしまっても、もとの位置に戻せることもあります。決してあきらめないでください。歯が汚れていなければ落ち着いてもとの位置に戻してみましょう。
怪我などが原因で歯が抜けた場合など、歯が汚れてしまった場合は、できれば食塩水またはポカリスエット、牛乳などに入れて歯医者に持って行きましょう。
抜けた歯が乾燥するのがよくないのです。また、汚れたからといって強くこすったりはしないてください。
歯が抜けそうでぐらぐらしている時
そのまま急いで歯医者に行きましょう。
歯が折れてしまった時
折れた破片を持って(残っている場合は)歯医者に走りましょう。条件が良ければ接着してしばらく使えることがあります。
いざという時のために
急な歯の痛みや外傷を受けた時のために、準備できることなどがあります。
痛み止めの常備
アレルギーがないと思われる常用の鎮痛剤は常に置いておきましょう。
薬局の利用
病院の受付時間を過ぎてもあいている薬局や、遅い時間まで営業している薬局、大手スーパーマーケットなど最近では時間が遅くても鎮痛剤を手に入れることがたやすくなりました。薬の使用方法については、薬剤師さんの指示を守ってください。
痛みがひどくなりそうな予感
休暇の前に、旅行に行く前に、どうも歯の調子が悪い・・・・。
そういった予感を感じられることはありませんか?痛みが悪化する前に、できるだけ歯医者を受診するようにしましょう。
- 冷たいもの・甘いもの・熱いものが歯にしみる
- 噛んだ時に痛む(小さな痛みでも)
- 歯茎から出血している
定期健診を受けていれば、慌てる可能性は低くすみます
成人の方で年に1回、お子様なら年に3~4回は定期健診を受けるようにしましょう。
虫歯はなってしまって慌てるより、未然の予防が何より大切です。
歯が痛い時に押すツボ
東洋医学では、歯が痛い時に指圧をすると痛みが和らぐ「歯痛点」という名前のツボがあります。
そのツボをご紹介します。
歯を根本的に治すには、歯医者で治療するしかないですが、夜中に急に痛み出したり、旅先でどうすることもできない場合は、「歯痛点」というツボを指圧すると効果があるようです。
ただし、「歯痛点」は困った時には一時的に助かるツボですが、虫歯を治すことはできませんので、できるだけ痛みの出る前に歯医者で診察を受けるようにしてください。冷たい物などが歯にしみる場合、それは虫歯のサインですから、早めに受診されることをおすすめします。

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