坪井歯科医院

インプラント治療について Implant treatment

インプラント治療とは?

噛む機能を回復させる治療

インプラントとは歯を失ってしまった所に人工歯根を埋め込み、そこに人工の歯を被せることで、天然歯とほとんど同じ状態まで回復させる治療法です。
インプラント治療はブリッジや入れ歯とは異なり、土台となる歯を削ったり、バネを他の歯にかけたりしないので、健康な他の歯に全く負担をかけないことにより、歯の寿命を延ばす事ができます。

自分の歯のように噛む喜び

硬いものを食べたときの違和感や痛み、入れ歯を装着しているときの異物感や話しにくさに悩まされることなく、硬いものがしっかりと噛め、話すときも発音しやすい自然で美しい「歯」が特徴です。

人前で話しをする機会が多い職業の方は、口元に違和感があると目立ちます。
特にアナウンサーやサービス業・営業職の方などは発声もはっきりさせなければなりません。
インプラントはそういった問題を解決します。

入れ歯をすると味や熱さが今までとは違った感じに感じられたり、硬いものなど好きなものが食べられなくなるケースが見られます。
突然入れ歯がはずれたり、よだれが出てきたりと、外食をするのをためらうような事も多いと聞きます。

インプラントの場合、入れ歯と違って、味も今までと変わらずに食べられますし、熱さもはっきりと伝わります。
完全に噛む事が出来ますので、硬いものも難なく食べる事が出来ます。咀嚼機能が正常に戻れば唾液も出るようになり、今まで以上に食事を美味しく食べる事が出来るでしょう。

スポーツ選手などは、力を込める時しっかりと口を噛み締めます。
入れ歯の多くは噛みあわせに問題があり、こすれて痛かったり、歯にしっかりとはまっておらず、歯茎を痛めたりしがちです。インプラントならば、完全な噛みあわせを作れますのでグッと噛み締める場合にも全く問題がありません。

インプラントはとても優れた治療法ではありますが、手入れが大変なのも事実です。手入れを手抜きしてしまうと菌が繁殖しやすく、歯周病、歯肉炎、歯槽膿漏などになりやすいのです。又、歯茎が弱るとインプラント自体にも支障が出てきます。食事の後は必ず歯磨きをするなど、口の中を清潔にしておく事がまず肝心です。

インプラント治療Q&A

誰にでも治療は受けられますか?
年齢的に顎の骨が完成する20歳前後から普通の健康状態の方であれば誰にでも治療を受ける事ができます。
お口の衛生状態の悪い方、骨の量や密度が十分でない方、心臓病や糖尿病などの全身疾患のある方、妊娠中の方は制限される場合があります。
手術時に痛みはありますか?
麻酔をかけて行ないますので、手術中に痛むことはほとんどありません。
歯を抜いた時のように手術後少し腫れることはありますが、通常は2~3日でおさまります。
治療期間はどのくらい?
インプラントを骨に埋める処置をしてから一般的には3ヶ月から6ヶ月待ちます。 その後、人工の歯の台になる部分をインプラントに繋ぐ処置をして数週間待ってから最終的な人工の歯が入ることになります。
治療の費用はどのくらい?
現在は保険治療の効かない自由診療(自費)扱いとなっています。
入れるインプラントの本数や上部構造の使用する素材などにより異なります。
インプラントはどのくらいもちますか?
大切なのはお口のお手入れと定期的な点検です。
お口の衛生状態が悪いと寿命が短くなる場合もあります。先生や衛生士の指導に従い、正しいブラッシングを行い、お口の中を清潔に保つように心がけてください。